アマチュア無線のCW用のパドルを自作したついでにメモリーキーヤーも自作しました。はじめはアマゾンなどの通販サイトで探しました。Open CW Keyer2という製品をみかけ、Openという名前なのでオープンソースかと検索すると案の定githubに回路図やプリント基板の設計図が公開されていました。それを参考にプリント基板を中国のメーカーに発注し、部品を集め、搭載マイコンのプログラムを書き込みました。これで自作CWパドルシステムが完成しました。

Open CW Keyerのサイトはこちら。このサイトにあるOepn CW Keyer MR2のプログラムをarduino nanoに書き込みました。どのファイルを使うのかがわからず何度か書き込みに失敗しました。最終的にはダウンロードしたフォルダーの内容や構造を触らないことが大事でした。一括ダウンロードしたk3ng_cw_keyer-masterをそのままコンピューターに解凍してそのままファイルを使います。k3ng_keyerフォルダーの中のkeyer_hardware.hの中のHARDWARE_OPENCWKEYER_MK2
の設定箇所のコメントアウトを外して保存します。それだけです。arduino IDE を立ち上げてk3ng_keyerフォルダーの中のk3ng_keyer.inoファイルを開き、arduino nanoを指定して書き込みます。
define HARDWARE_OPENCWKEYER_MK2 // https://github.com/ok1cdj/OpenCWKeyerMK2 edit these files: keyer_features_and_options_opencwkeyer_mk2.h keyer_pin_settings_opencwkeyer_mk2.h keyer_settings_opencwkeyer_mk2.h
Open CW Keyer MR2の回路図やプリント基板の.brdファイルなどはこちらのものを使用しました。
.brdファイルは、Fusion360で開いてから、「製造」タブからガーバーファイルのエクスポートでプリント基板の注文ファイルを作成してseed studioに発注しました。基板10枚で4.9ドル、送料3.13ドルでした。部品はAliexpressでほとんどを探して購入しました。
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